XmasContest終了後にA問題の解答画像をtwitterに上げてくれてる人がたくさんいて嬉しかったので、展覧会を開くことにしました。
まずは画像一覧をどうぞ。
photos.app.goo.gl
ダウンロードするとファイル名がユーザ名になってます。
これだけだと芸がないので、Dendrogram描いてみました。
配色
まずは配色でクラスタリング。
Dendrogramの簡単な説明
木上で距離の近い頂点どうしは似ている、遠い頂点どうしは似てない、ということを表しています。
plotlyを使って描画しました。
plotlyのdendrogram機能には距離行列を入力すればいいです。
配色の距離の計算方法
4色×4色で重み付き二部マッチングをしました。
色どうしの距離は、RGB値をHSV値に変換して、H(色相)の差*1.0 + S(彩度)の差*0.2 + V(明度)の差*0.1 として計算しました。
色相の差は円環上の距離なので max(|A-B|, 1-|A-B|) のように計算しないといけない点に注意。
観察
jken_ullさんの作品とarmeria_betrueさんの作品は配色が (赤#F00, 緑#0F0, 青#00F, 黄#FF0)で完全に一致しています。
RGB値の差はあれど、この配色が多かったです。
黄色ではなくオレンジを使った人も結構いました。
1人明らかに様子がおかしい人がいるのはおいといて、259_Momoneさんの作品は結構独特な配色で、唯一灰色を使用しています。赤・緑のクリスマスカラーに白・灰と、かなり配色センスを感じました。
あと、Feunard_Luneさんの作品の配色は、なんというかパステルカラーでかわいい感じでいいですね。(AtCoderユーザ名の顔文字もかわいくて好きです)
塗り分け方
次に配色を無視して、塗り分け方でクラスタリング。
観察
ceni1055さんの作品とant2357さんの作品が驚異のシンクロ率でした。色の割り当てまで同じです(驚) もはや間違い探しですね。(1箇所だけ違います)
ceni1055さんは昔自作されたソフトを使って解かれたようです。
ant2357さんは恐らくこのサイトを使われたのだと思います。
プログラムで解くとこういう感じになるんですね。
あと特徴が分かりやすそうなのは、文字の部分の塗り方でしょうか。
X以外が同じ色:Py2K4さん、semiexpさん、tatyam_primeさん(、と自分)
"Xmas"と"Contest 2018"をそれぞれ同じ色:kakira9618さん、skkytkstexhkさん
"Xmas"と"Contest"と"2018"をそれぞれ同じ色(未遂):jken_ullさん(後で自分もやってみようとしましたが、下の方が不可能なことを証明できたので諦めました)
ビジュアル
最後に、色も塗り方も考慮した感じのクラスタリング。
距離の計算方法
各領域ごとに色の距離を計算してその和を取った。
観察
たしかに似てるような。(それ以外特に感想もない)
まぁ、おまけですね。